Answer
詳細な身体検査をはじめ、各種検査を併用する。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」69頁より
解説
嵌頓ヘルニアのうち緊急手術が必要な症例を鑑別できる方法が重要である。
また、成人大腿ヘルニアは嵌頓する危険性が高く、鼠径ヘルニアと大腿ヘルニアの鑑別は有用である。
血液検査や各種画像検査(腹部超音波検査、CT、MRIなど)が有用だとされる報告は散見されるが、いずれも十分な科学的根拠があるとは言い難く、決定的な方法を見いだせない。
現時点では身体所見をはじめ総合的に判断せざるをえない。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」69頁より
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