院長ブログ

『スパイス史のまとめ』 その2

カレー大学院の推薦図書「スパイスの人類史」のまとめをシリーズにてご紹介させていただきます。

2スパイス貿易の起源  スパイスの原産地 東南アジアと中国南東部
 東の交差点、モルッカ諸島
 ・モルッカ諸島は『スパイス諸島』と呼ばれる
 ・マレー群島は危険だがこころをそそる地域だ ほぼ一世紀に一度以上、地震や火山の噴
火によって都市や村々に大きな被害が出ている
 ・だが同時に、高い温度と湿度の組み合わせはこの島々を驚くほど肥沃にしている 農作
物は豊かで、海の幸にも恵まれている 
 ・森林はさまざまな仮の獲物や、各種の果実、構想をふんだんに提供してくれる ジャワ
島が、世界でも有数の人口密度地域なのも、驚くにはあたらない
 ・人間が必要とするさまざまな農作物や資源をすべて供給することはできないので、それ
らを交易したいときは、船が最良の手段だった
 ・ここは、世界中でも最も早くから海洋貿易が日常的な習慣となり、人々の生活に欠かせ
ないものになった地域の一つなのである
 ・その欲求が、やがては大がかりな探検、戦争と植民地化、奴隷制度と現地住民の大量虐
殺をもたらすことになるのである
 ・二つの世界的に重要なスパイス、つまりジンジャーと砂糖も、やはりこの海域を経由し
て広まっていった
 ・そうして次々と新たな土地に移植され、根付いていくうちに、一部の地域で賞味されて
いたスパイスが、世界的な貿易商品となったのである
 ・『オーストロネシア人』は中国南東部の海岸地方や台湾から移動を開始し、マレー群島を経て南へと広がっていった
 ・贅沢品を積む余裕などない中ジンジャーを持って海を渡ったのだ ジンジャーは生活必需品
 ・ジンジャー と 砂糖は最古のスパイスかもしれない
 ・『スパイス諸島』と呼ばれるモルッカ諸島は、この群島を行き交うおびただしい貿易船
の目的地の一つにすぎない
 ・だが一方、すでに2,000年前に、テルナテ島とティドレ島のクローブは、何人もの貿易
商人を経由する複雑な経路をたどって、何千マイルも離れたインドや東アフリカ、ヨー
ロッパにまで定期的に供給されていた

つづく

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