院長ブログ

『スパイス史のまとめ』 その11

インドにもたらされた外来スパイス
・「インドのレシピに基づいて料理されたさまざまな薬味が入れられる」「そこの住民はたいそう贅沢な生活をしている 百種類にも及ぶ調理法があって、毎日違うものを食べている」
・『ミリンダ王の問い』では「六つの風味」 甘い・酸っぱい・塩辛い・ピリッとする・苦い・渋い
・インドの古い医学書には、食物の栄養的特性を示した長い表が載っており、特にスパイスや香料に重点が置かれている
・インドではスパイスは色を着けるために使われる サフラン、ターメリック、レッド・サンダーズ など

ヨーロッパのスリランカ支配
・1497年 ヴァスコ・ダ・ガマ率いる船団が喜望峰を回帰、さらに進み続けてインド洋を渡り、1498年にインド南部のカリカット港に到着する
・ポルトガル人は当面の敵であるアラブ人商人とその見方をするインド政府との対峙を悟り、地元の安い値で買った「辛いコショウ・ナッツ・モルッカ島の黒いクローブ・セイロン島のシナモン」を持ち去った
・それから一世紀の間、東洋の貿易拠点というポルトガルの王冠の中でもひときわ輝くダイアモンドとなったのが、シナモンの産地スリランカだった
・1517年に要塞が築かれ、ポルトガルはそれから100年間、七つの王国がせめぎ合い、正常不安定が続く「ゼイラン」を支配し、一群のポルトガル姓を持つカトリック改宗者という遺産を残した
・1602年以降 オランダ東インド会社が進出し支配するに至る 会社は、スパイス貿易ではお馴染みの断固たる方針に従って、つまり運べるだけのシナモンを全て持ち帰り、残りは焼き払うというやり方で、シナモンの高価格を維持した
・1795年に、今度はイギリスが支配権を奪い取り、1948年まで「セイロン」東を保持した
・そうした変遷位関わりなく、シナモンは常にスリランカの主要な作物であり、カルダモンも同様だ

次回は「恵み多きアラビア」へ つづく

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