院長ブログ

★ CQ20 慢性疼痛の定義は?

Answer

鼠径ヘルニア術後の慢性疼痛の定義は6ヶ月以上持続する疼痛とする(推奨グレードA)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」58頁より

解説

鼠径ヘルニア術後慢性疼痛は術前には存在しない鼠径部痛、あるいは術前に鼠径部痛があってもそれとは異なる疼痛であり、術後3ヶ月の時点で存在し、6ヶ月間持続する疼痛である。

鼠径ヘルニア術後の慢性疼痛の頻度は15~53%、中でも術後の重篤な疼痛を生じる頻度は10~12%とされ、術後慢性疼痛は注目すべき術後アウトカムの一つである。

鼠径ヘルニアは良性疾患であるだけに、患者のQOLは重要である。

術後慢性疼痛の危険因子や予防策を知り、適切な治療を行うことが必要である。

※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」58頁より

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