院長ブログ

成人鼠径部ヘルニアに対し推奨されるメッシュの材質は?(CQ17 )

Answer

light weight mesh使用により、術後に違和感をきたすリスクが低下するが、再発率および重篤な慢性疼痛の発生頻度は変わらない。成人鼠径部ヘルニアの初回手術ではlight weight meshの使用が推奨される(推奨グレードB)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」20頁より

解説

同じ術式でメッシュの種類を比較した臨床研究を評価した。

軽量メッシュ、半吸収性メッシュ、チタンコートメッシュの臨床的優位性の有無が主に問題となる。

多数例のRCTはなく多くとも600例にとどまる。エンドポイントは違和感、慢性疼痛、再発率などである。

単発の臨床研究ではlightweight meshで違和感や疼痛が軽度で際は売付に差はない、という結論の研究が多い。

すべて海外発の文献で術式はLichtenstein法である。

※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」20頁より

【総合外科医の眼】

日帰り手術専門施設ですので、メッシュは各種準備していることと、ヘルニアのタイプによってメッシュの使い分けをしております。

例えば 体重の重い方にはヘビーウェイトメッシュ など

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